UserHeatのレビューみたいな雑感

無料で使えるヒートマップ「UserHeat」を導入し、ここのエントリーにも記載したが(
User Heatのヒートマップで二眼レフは熱く燃えているか?)、解析結果もなんとか様になってきたのと気づいた点もあったのでレビューしてみます。
UserHeatには三種類の解析があるのだが、最も有効に思えるのがクリックマップ。TOPページのクリックマップは以下のような感じ。当たり前だがグローバルメニューが機能していてホッとした・・・
User Heat

解析結果が表示されるにはある程度のアクセス数が必要になり、マウストラック・クリックマップ・ヒートマップの順に、アクセス数が多く必要になってくる。
使用してみた感じでは、一日1000ページビュー前後のアクセスがあるサイトなら、導入2~3日程度でTOPページなどから解析結果が見られ、一週間程度でほぼ実用と言えるくらいにはなると思う。
ブログなどのように、必ずしもTOPページに遷移しないサイトはもう少々時間が掛りそう。

では、マウストラック(Mouse Track)・クリックマップ(Click Map)・ヒートマップ(Gaze Heat Map)それぞれの気づいた点などを、自サイトの核であるカメラページ(Rolleicord IV)をサンプルに考えてみます。なお、全ての画像はクリックで拡大表示します。

UserHeat マウストラック

User HeatUserHeat導入後、最も早く見ることができる解析。文字どおり、ページ上で訪問者がどういう風にマウスを動かしたか・クリックしたかの奇跡が表示される。

が、正直、この解析結果で一喜一憂する必要は無いと思う。マウストラックの解析結果は、蓄積するのではなく日々更新されるからだ(日々かどうかの確証は無いけど・・・)。
毎日解析結果をキャプチャーして、ユーザビリティの改善に活かすというのは出来なくはないだろうが結構な労力。TOPページ他、基幹の数ページをチェックする程度でいいのではないだろうか。

ただ、注視している部分や読んでいるテキストにポインタを合わせるという行動は、無意識に行われることも多いらしい。

UserHeat クリックマップ

User Heat個人的には、このクリックマップが一番参考になる。かな。
WEBサイトをディレクションをする際、「ここにこういうナビゲーションがあれば、ユーザーをこう誘導できる」などと考えながらメニューなどを配置するけれど、その効果検証をGoogle Analyticsなどで行おうとすると結構な手間がかかるし、同一ページ内に同じページへのリンクが複数あると、どのリンクから遷移したかがわからない。
もちろん、がっつりユーザーテストをすればいいのでしょうけど、末端WEB制作者はナカナカそこまでできないんですよね・・・

そういった疑問や悩みを解決する糸口として、このクリックマップ非常に参考になる。
参考画像では、上部とサイドのナビゲーションが有効に使われているようでちょっと嬉しくなったり。まぁ、サンプル画像は良さそうなページから引っ張ったので偉そうなことは言えないのですが・・・

ただ、参考ページもそうだが、ページ遷移しないタブメニューやアコーディオン(参考サイトではJquery利用)のクリック部分が、正確に反映されないように思う。
また、アコーディオン開時閉時でマウスの位置座標が変わるので、そういったスクリプトを導入していると正確性がやや欠けてしまうのは仕方がないところでしょう。

UserHeat ヒートマップ

User Heatビジュアルアクセス解析?の代名詞のような「ヒートマップ」だが、正直なところ「漠然としてる」という印象。別の言い方をすると、何か「普通」だなぁ・・・

前出マウストラックの蓄積データの他に、スクロールの停止位置など様々な情報を総合的に可視化したもののようです。
ページ下部やナビゲーションなどに全く色が付いていない、見られていないとなると改善の余地はあると思うが、いい感じに色付いているとそれで終了です。個人的感想ですが、何らかの施策の手掛かりにはなり辛いかも知れません。

ヒートマップは、解析結果が表示されるまでに最もアクセス数が必要なので、待たされた分だけ勝手に期待が膨らみ、肩すかしを食ったようなものでしょうか。
いや、無料で使わせてもらってるんだから、ありがたい話ですよ。そりゃ。

UserHeat 全般

そんなに使い込んだという訳ではないのですが、UserHeat導入で注意点を少々。

ページの内容変更に注意
テキストを一行増やせば、当然それ以下の内容は一行分下がります。ページの途中にバナーを追加するなどすれば更に下がり、クリックマップやヒートマップの蓄積データに影響が出るのでご注意を。
データのリセット等は今のところ出来ないようですので、完成したページに導入を。

解析結果の閲覧をフィルタリング
UserHeatの解析結果を閲覧する際に、現在の当該ページが読み込まれるようです。通常のGoogle Analyticsなどには、このUserHeatを閲覧しているアクセスもカウントされるので、UserHeatからのアクセスをカウントしないなどの設定をした方がいいと思います。
特に無料版の利用サイトは、UserHeatのTOPページにサンプルサイトとして掲載されることもありますので要注意。

気になったのは取りあえずこれくらいでしょうか。

今後も利用してゆきますが、取りあえずの結論。
難しく考えなくても「見てなんとなくわかる」。UsrHeatは素晴らしく楽しい。オススメです。

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