今年2月に私の遊び場でもある二眼里程標がGoogleからスパム判定され、主要なページが300位圏外へ飛ばされる事態となっていた。
先日ようやくペナルティの解除となったので、意図せずGoogleからスパム判定されて同じ境遇になってしまわれた方へ、少しでもリカバリーの手掛かりになればと思いエントリーにまとめてみます。
「Google ペナルティ」「Google ペナルティ 原因」などのキーワードで検索して情報収集する場合、古い情報もあるので投稿の日付をチェックするなどした方が良いでしょう。
また、サイトが一時的にインデックスから消えたり乱高下することもままあるので、すわペナルティか?と騒ぎ立てるのは1~2週間様子を見てからというのが一般的です。
当然ながら、検索したからと言ってペナルティの原因はそれぞれなので、解除方法が明示してあるサイトは存在しませんし、このエントリーにも答えが書いてあるわけではありませんのでご了承ください。
自身で試行錯誤するか、信頼できるSEO業者(この選定も難しい判断ですが)に依頼する。もしくは、解除まで何もしないで待つという方法もありますが、手間やコストなどどれが正解と言えるものでもありません。
検索順位が下落して行った流れ
- 2月上旬、アクセス数の比較的多い下層ページが突然300位圏外に消え、複合キーワードでの検索もほとんどヒットしなくなる。
トップページのメインキーワードのうち一つが、2位前後から15位前後へ下落。 - データサーバーの切り替えか揺り戻しで数日程度順位が戻るが、すぐに圏外で固定される。
- 4月上旬、下落していた前出トップページのメインキーワードの一つが300位圏外に消える。
- トップページの最優先キーワードでの順位が、少しずつ下落し始める。最終的に2位→11位まで下降。
ペナルティの症状は千差万別
サイトの状況としては、WEB担フォーラムの記事にあるフローチャートや特徴とされるものには全く当てはまらない症状でした。
俗に言われるマイナス950(-999?)ペナルティや、「普通に順位が下がっただけじゃないの?」とも思える-10や-15ペナルティといった小規模な下落をしたもの、そしてメインキーワードは影響を受けなかった(継続して上位表示されていた)ページに分かれる。
ペナルティが解除された際、300位圏外だったものが上位復帰するのと同時に11~15位前後をさまよっていたページの全てが1~3位に復帰したことから、小規模な順位下降フィルターもあるのではないかと思います。
本当にバラバラな症状ですが、その他気付いた部分を記載してみます。
- 300位圏外へのペナルティはあったが、インデックス削除されたページは無い
- -30や-50といった中規模下落のページは全く無かった
- 複合キーワードでの検索がほとんどヒットしなくなる
- WEB上に10個しかないキーワードでも、8~10位の表示
- 同じHTMLの構造・キーワード位置で同じような被リンクであっても、ペナルティの重症度は異なる
- サイト内で被リンクが多くアクセス数も多いページが、300位圏外などの重症化
- 発動からリカバリー完了まで、ずっと1位表示で全く影響を受けていないページや単独のキーワードもある
- インデックス削除ではない順位下落は、Google.co.jpが先で数日後にGoogle.comも落ちる
- ペナルティ中にページランク更新があったが大きな変化はなし
- ドメインやサイト名での検索、site:コマンドもTOPページが最上位に表示され異常なし
- 画像検索では複合キーワードも含め一切ペナルティなし
- ウェブマスターツールの被リンクが3500→1600に半減(ペナルティとは直接関係ない可能性も)
目視チェックかアルゴリズムか
今回ペナルティの原因となったと思われるソースは、古いバックアップファイルを調べたところ2年半以上前から使用しており直近に修正したものではない。アルゴリズムの変更によって引っかかってしまった可能性が高く、直近に変更した部分によってペナルティを受けるとは限らないということのようだ。
また、スパム行為をしているサイトを「有料リンクを報告」や「スパム レポート」としてGoogleに通報する仕組みがあり、通報された対象サイトはGoogleによる目視チェックが行われる可能性がある。
ただし、今回の私のサイトは商用サイトでもなければ利益(販売)につながるキーワードでもない(二眼レフというカメラは、一部の高級機を除き商売にならない)。
競合するサイトの数自体が非常に少ないジャンルであり、SEOなど知らなくても比較的上位表示は簡単にでき、WEBリテラシーの高い競合サイトもほとんど無いため、第三者の通報によりスパム判定を受けたとは考えにくい。
いろいろ調べてみると、サイトへのアクセス数や被リンク、特定キーワードでの検索が急に増加することによってGoogleからチェックが入ることもあるようだ。
これが正しいなら思い当たるフシがある。ペナルティ数ヶ月前に発売された二眼レフカメラの書籍が一般の方にも広く話題となり、その書籍に写真を提供したことも手伝ってかアクセス数がかなり増加していた期間がある。
ただ、問題はソースの側であり、注目されたからと言ってスパム判定ということではなく、急にアクセス数が増えて目視チェックで問題と判断されたと考えるのが自然だろう。
無論、優先して調べるべきは「発動の原因」ではなく、「ペナルティの原因」である。
スパム判定の要因
ペナルティを受けた原因を「恐らくここが問題でしょう」と、結果的に正解を言い当てる人はいるだろうが、本当のことを知っているのはGoogleの中の人のごく一部だろう。
今回ペナルティを受けた二眼里程標は、被リンクは同じ管理者の当ブログなどからもあるが、多くが自然発生のものだ。もちろんリンクファームへの登録や有料リンク販売・購入もしていない(nofollowを入れていないテキスト広告はある)。
そこで、外部要因で問題視されたのではなく、内部の問題と考えて対応することにした。
Googleからスパム判定された場合に、ウェブマスターツールに警告のメールが来るケースがある。ウェブマスターフォーラムで、その内容を公開されている方がいらっしゃった。
ウェブマスターフォーラム:原因不明のインデックス削除の中段。
具体的にサイトのこの部分のこれが違反ですと、Google自身が明示してくれているのだからこれはありがたい。
フォーラムで回答されている方と意見は異なるが、ペナルティを与えているGoogleがここまで具体的に指摘してくれたなら、まず何より当該部分を修正して再審査を依頼するのが良いのではないか。
自身のサイトに疑心暗鬼になって、「ここもだめなんじゃないかアレが原因じゃないか」と大修正を加えるのは手間の面からもどうかと思われる。
私はGoogleからのメッセージ無しでペナルティが発動したため、原因について全く分からない状態だった。h1をh2にh2をh3になどとタグの重みを下げたり、本文中のキーワードを動かしたり削ったり。画像置換部分の画像とテキストが微細に異なっている部分を修正し、サイドバーに表示したアフィリエイトのソースが尋常じゃなく長いので、その部分をインラインフレーム化するなどを再三行って再審査請求をしていた。ページ数が多ければ、修正作業にもかなりの時間を要することになる。
Googleが問題点を明示してくれれば、「意図的ではないにしろ、ご迷惑をおかけしまして大変申し訳ありませんでした」とすぐに修正出来たのだが。
もちろん、それで全て解決するとは限らないけれど。